Director Profile
難病治療、終末期の痛みや苦しみのケア、末期癌治療などを専門に行う鍼灸師として20年以上活動してきました。
難病、癌、アトピー性皮膚炎など完治の困難な患者様が多く来院される尼崎の鍼灸院で施術経験を積み、その後鍼灸院、デイサービス事業所、訪問マッサージ事業所でも同様に、完治の難しい疾患の治療を数多く行ってまいりました。また、デイサービスや訪問マッサージという鍼灸院とは違った形態の事業所での経験もあることから、一般的な肩こり、腰痛であっても多様な症状の治療経験も多くあります。
定期的に継続して治療する患者様が多いため、施術者も患者様としっかりと向き合って一緒に進んでいく必要があります。そのため、どの患者様にも寄り添って時間をかけてしっかり伴走していく、そういったかたちが治療方針となっています。
難病治療や、終末期ケアなどの治療は、完治や改善に至ることは簡単ではありませんが、食欲が落ち食べられなかった方が、ご飯を食べられる、脂っこいものが食べられる、家族と食卓を囲めるようになる、など改善される方もおられます。癌の末期の方では、体をちょっと動かすだけで痛い、それが軽減でき温泉旅行に行くこともできたなど、家族と笑顔で過ごせたということもあります。
長い人生の中で様々な身体のトラブルが訪れます。本当に体調が辛いとき、苦しいときに支えられる、あそこに行けばなんとかしてくれるんじゃないかと思われる治療院を目指し、身体の辛い痛みや症状で悩んでおられる方に少しでもお役に立てるように努めます。
端的ですが、父親がこの仕事をしていたからです。幼少の頃より父の仕事ぶりを肌で感じていたことと、最初は掃除を手伝ったり、受付を手伝っているうちに父が患者様と話していることに興味を持ったり、身体状態が楽になったと喜んでられる姿をみて興味を持ったのが一番最初のきっかけです。その後は高校生のときにはすでに鍼灸師を志しており、高校卒業後すぐに専門学校入学、並行して父親とは別の他院にて修行というかたちで従事していきました。
自分事で恐縮ですが、『話をよく聞いてくれる。』『不調の原因をしっかりと説明してくれる。』『安心できる。』といったようなお言葉をいただくこともあります。ありがたく感謝しています。患者様の不安を少しでもなくしたいというところから、丁寧にコミュニケーションを取ろうと心がけています。